バッグの主な構成要素となる革。自由な創造性とクラフツマンシップを最大限に体現するにあたり、ブランドのクリエイションの核となる要素です。革が描く曲線、しなやかさ、そして手触りがバッグの高い品質を物語っています。一度触れると、スムース、テクスチャード、スウェードといったそれぞれの素材が持つ魅力と精巧さを感じられます。 ポレーヌは、数十年来ラグジュアリーメゾンに革を提供している、イタリアとスペインの名門タナリー(革の製造業者)のみから、使用するフルグレインカーフレザーの選別を行います。世界でも名高いこれらのタナリーは、皮の鞣(なめ)しと仕上げに関する専門知識や巧みな技術で有名です。また、環境保護への取り組みとトレーサビリティ(生産から商品段階などにおける追跡可能性)についても高く評価されています。
ジュエリーが大切な役割を持つレザーグッズブランドでは、宝飾技術の域において独特のサヴォアフェール(匠の技)を誇ります。ポレーヌのこだわりは、エレガンスと美しさを引き立たせながら、耐久性と機能性を備えるメタルパーツの使用。ブランドのクリエイションに最適のパーツを生み出すことが可能な、高い宝飾技術を有するアトリエのみと働いています。
自然公園近くに位置する、スペインの街ウブリケは最高品質の皮革製品のサヴォアフェールを誇り、その名は世界中に知られています。立ち並ぶ家々の色から《white village》のあだ名を持つウブリケ。この街では、クオリティの追及を止めることがない、手仕事による伝統的な職人技術を求め数々のラグジュアリーブランドが皮革製品の生産を行っています。 皮革の裁断、鞣し、組み立て、縫製、染色、そして刻印といった工程作業を通し、一つのバッグをつくり上げるのには8時間以上を費やします。
すべての縫製に、皮革製品に最適なギッターマン社のMara 30(フランス製)が使われています