Londres

建築事務所WGNBが手がけたロンドンのブティックは、ブティックのある地区の特徴であるブルータリズム建築と、メゾンのエレガントなミニマリズムとが調和したデザイン。コールテン鋼とコンクリートによる仕上げが、コレクションの有機的なフォルムとコントラストを描きます。革という素材を活かすための多彩なサヴォアフェールが随所で光るこの空間には、ポレーヌのクリエイティビティが惜しみなく注がれています。店舗1階にあるレンガ壁は、その全面が圧縮された革の端切れからできたレンガで作られたもの。ウブリケのレザー工房で生み出されたこの画期的な手法は、彫刻的なテーブルの製作にも用いられています。

階段では、レザーを編み込んで仕上げられた手すりが上階へと導きます。この装飾は、レザー製インテリアを専門とするイギリスの歴史ある工房 Alma Studio の職人が手がけた作品。細い32本の革紐がチューブ状に手編みで編み上げられています。

レザー製品には、金箔を用いたエンボス加工でのイニシャル入れも承っています。また、わずか数分間で革の端切れからスモールアイテムを作り出すことのできる熱成形機による「Plèi（プレイ）」体験もご用意しています。